北京の地下鉄、1日の利用者が1000万人突破 世界一
ネットユーザーの北京の地下鉄に対するイメージは一言「混んでいる」だ。昨年12月30日に新たに4路線が開通し、計16路線になった同市の地下鉄の合計利用者は今月8日、初めて延べ1000万人を突破。ロシアの首都モスクワの平均800-900万人を超え、世界一となった。中国新聞網が報じた。
■10年で388キロ延長 利用者も7倍以上に
昨年12月に新たに4路線が開通し、運営総距離は442キロに到達。北京の地下鉄は10年前の2002年に比べて、388キロ長くなった。また、駅の数が261駅、乗り換え可能な駅の数も36駅に増加した。
街に出たり、買い物に出たり、どこでも地下鉄で行けると言っても、決して大げさではない。
一方、02年、1日当たり延べ132万1700人だった利用者は昨年、延べ800万人を数えた。そして今月1日、初めて900万人の大台を突破。8日後には1000万人を超えた。このように、地下鉄網が継続的に拡大するにつれ、利用者も増加の一途をたどっている。
北京市軌道交通指揮センターの戦明輝・主任は、「8日は国際女性デーだったことやサッカーの試合があったことなども影響したが、1000万という数字は今年、頻繁に目にし、常態化するだろう」と予測している。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年3月13日