天津市の地下鉄 遅延証明書の提供を開始
天津市の地下鉄はこのほど、列車の遅延を証明する「お詫びカード」の配布を開始した。地下鉄側の説明によると、「お詫びカード」の右上には重複することのない6桁のナンバーが記されており、遅延が生じた駅の捺印により有効となる。人民日報が伝えた。
15分以上の遅延が発生した場合、地下鉄側は関連部門の認可を経て、当直者に対して「お詫びカード」配布の準備をし、地下鉄出入り口付近に通知を掲載するよう指示する。当直者はカードを駅のサービスセンターに届ける。サービスセンターの駅員は、切符購入情報と地下鉄の遅延状況が一致することを確認し、カードを配布する。カードを求める人が殺到するなどした場合、乗客はカードを直接受け取ることが可能だ。
天津市の地下鉄の職員は、「お詫びカードは、遅刻した乗客が職場に報告する際の利便性を高める。しかし我々は全力で時間を順守し、1枚のカードも用いないよう努力する」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年2月7日