外交部:ダライによる「チベット族孤児」事件を強く非難
華春瑩報道官 |
外交部(外務省)の華春瑩報道官は15日の定例記者会見で、ダライ(ダライ・ラマ14世)が「チベット族孤児」事件を作り出したことを強く非難した。
記者:スイス紙ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥングの最近の報道によると、1960年代にダライ・ラマ14世はスイスの商人と結託して、チベット族の子ども200人近くを実の両親の元から無理矢理奪い去り、「孤児」としてスイスの家庭と養子縁組して、多くの悲劇をもたらした。これについてコメントは。
華報道官:スイスメディアのこの報道に注意を払っている。最近、ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥングは「チベット族『孤児』は決して孤児にあらず」「ダライ・ラマの謝罪が大変重要」との見出しの2本の記事で、ダライ一味が「孤児」の身分を捏造してチベット人子女を無理矢理スイスに送って養子縁組した内幕を大きな紙面を割いて暴き出した。ダライ14世は「チベット独立」という政治目的から、「チベット族孤児」事件を作り出し、数百の肉親離散の悲劇をもたらした。ダライ一味の所業は、子どもの権利を深刻に踏みにじり、人倫道徳に公然と背くものであり、善良で正義を愛する全ての人々はこの卑劣な行為を激しく非難するべきだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年10月16日