2014年の日中共同制作映画 劉詩詩と長澤まさみが競演
1980年代初め、日中両国は映画分野での交流と協力を開始し、両国の人々の心に美しい思い出を残した。ここ数年は特に新世代の映画関係者が日中両国の青年の交流と成長に共同制作の重点を移し、そこから生じる友情や親しみの気持ち、愛情を描いている。2014年に期待を集めている日中共同制作映画2本がある。1本は劉詩詩(リウ・シーシー)と三浦春馬主演のラブロマンスで、もう1本は日中の第一線で活躍するスターが集まった作品だ。同作品では長澤まさみの演技が際立っている。人民網が伝えた。(編集YH)
【日本語版映画名】真夜中の五分前|まよなかのごふんまえ
【中国語版映画名】深夜前的五分鐘
【監督】行定勲
【主演】劉詩詩 / 三浦春馬
【上映時間】2014
【ストーリー】同作品は日本の流行小説家、本多孝好氏の同名の小説を原作とし、同じ男性に恋した双子の姉妹を描く。5分遅れの時計をよりどころに暮らす時計職人が、あるロマンチックな偶然のきっかけを経て姉妹の妹の方に魅かれてゆく。映画の中盤では海外旅行中の姉妹が交通事故に遭い、1人だけが生き残った。しかし愛する人の側に戻ってきたその彼女が姉妹の姉なのか妹なのかがはっきりしない。彼女たちが入れ替わっているということはあるのだろうか。ストーリーをより神秘的にするため、制作サイドは原作の妹を女優という設定に変えている。女優という役柄と偽装とが、観客を戸惑いの世界に誘うことになる。