2014年5月16日  
 

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カンヌ国際映画祭が開幕 中国の映画関係者400人以上が出席

 2014年05月16日15:23
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 第67回カンヌ国際映画祭が14日(現地時間)、フランスのカンヌで開幕した。同映画祭の会長を37年務めたジル・ジャコブ会長が同映画祭終了後に会長を退任することを表明しているほか、「ダルデンヌ兄弟」として知られるベルギーの映画監督ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌやカナダを代表する映画監督デヴィッド・クローネンバーグ、英国の映画監督ケン・ローチ、マイク・リー、トルコの映画監督ヌリ・ビルゲ・ジェイランなど、各国の巨匠が勢揃いするなど、今年の同映画祭も見どころ満載となっている。華西都市報が報じた。

 コンペティション部門において、中国映画はノミネートを逃したものの、中国の映画関係者400人以上が同映画祭に参加する。また、賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督がコンペティション部門の審査委員を務めるほか、中国の「七星娯楽媒体集団」の呉征主席が製作費を投資し、プロダクションマネージャーを務めた仏映画「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」がオープニング作品として上映され、さらに姜文(ジャン・ウェン)監督の新作「一歩之遥」、張芸謀(チャン・イーモウ)監督の新作「帰来(Coming Home) 」、呉宇森(ジョン・ウー)監督の新作「太平輪(The Crossing)」などが非コンペティション部門で上映される。

 仏のオリヴィエ・ダアン監督が旗を振った「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」は、中国の企業が初めて主導して製作された「コンペティティブ」型映画。ヒロインである、人気絶頂のさなかにハリウッドを去り、モナコ公妃となった故グレース・ケリーを、米人気女優ニコール・キッドマンが演じている。

 自信作を引き下げて同映画祭に出席する予定の中国の監督のうち、張芸謀監督は、「謀女郎」(張芸謀監督作品の主演女優)と呼ばれる鞏俐(コン・リー)や新「謀女郎」である張慧雯(キャンディ・チャン)らと共に、姜文監督は、人気女優の周韵(チョウ・ユン)や舒淇(スー・チー)、那英(ナー・イン)らと共に、呉宇森は、女優・章子怡(チャン・ツィイー)やソン・ヘギョらと共に出席する。(編集KN)

 「人民網日本語版」2014年5月16日 

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