姜文(ジャン・ウェン)監督自身はまだ姿を見せていないものの、映画「一歩之遥」(Gone with the Bullets)に登場する「馬走日」は一歩先にカンヌで姿を現した。今年初めて香港映画祭の場に姿を現したのに続き、「物思いに沈む馬走日」のポスターが再びカンヌ映画祭の雑誌「Screen」の初日の表紙を飾った。作品「一歩之遥」は映画祭の雑誌を通じて2種類のポスターを発表し、ポスターでは舒淇(スー・チー)が女神の位置に、葛優(グォ・ヨウ)が女神の背景の位置に甘んじている。人民網が伝えた。
2種類のポスターが続けて発表されたが、これで姜文監督の作品「一歩之遥」が2年ぶりにカンヌに登場したことになる。2012年に1枚のポスターが姜文監督の「一歩之遥」撮影計画を知らせることとなった。中国語映画の興収記録と評判の面で記録を樹立した「譲子弹飛」(さらば復讐の狼たちよ)もカンヌから驚くべき奇跡の道を歩むこととなった。3年にわたる撮影を経て、この「北洋版」(北洋とは北方沿海の河北・山東・遼寧を指す)「風と共に去りぬ」とも言える作品「一歩之遥」の撮影は完了した。同作品の海外市場での展開を後押しするため、姜文監督は映画祭期間のPR活動への出席を確認し、ポスター2種類の他にファン期待の初の予告編も用意している。冒険とサスペンス、愛情、歌が融合したこの3DImax中国語大作の神秘のベールが今、暴かれようとしている。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年5月15日