ジェット・リー「ギャラ10億でも安すぎる」
8日、北京で開催された中国中央テレビ局(CCTV) の新番組「出彩中国人」の発表会に、審査員として同番組に出演する香港のアクションスター、李連傑(ジェット・リー)が登場。俳優らのギャラに関する見方を語った。烏魯木齊(ウルムチ)晩報が報じた。
CCTVは最近、人気俳優のギャラが高騰し、映画製作費を圧迫しているなどとバッシング。李連傑や俳優・甄子丹(ドニー・イェン)などをやり玉に挙げた。また、ネット上でも人気タレントのギャラランキングが話題になり、そのトップは李連傑の6000万元(約10億2千万円)だった。これについて李連傑は、「その数字は低すぎる。2000年の時でさえ1000万ドル(約10億円)以上だった」と明かし、「中国の俳優のギャラは1億(約17億円)から5億元(約85億円)が正常な額」との見方を示した。また、ギャラが高騰し、映画製作費を圧迫しているという報道に関して、「制作会社が俳優のギャラを心配するなら、ノーギャラにする代わりに、興業収入を分配する形にすればいい。そうすることで、制作リスクも分担することができる」とした。
そのほか、成龍(ジャッキー・チェン)も高額のギャラを噂される俳優の一人。そんな成龍は8日、北京で主演の「ポリスストーリー」シリーズ最新作「警察故事2013」の宣伝を行った際、「僕のギャラが高いとは思わない。ノーギャラで撮影に臨む時もある。昨年の『ライジング・ドラゴン(原題:十二生肖)』の時も、ノーギャラだったけど、数億稼げた」と語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年12月11日