暑い天気が続き、紫外線(UV)対策グッズの人気も上昇し続けている。最近はUV対策ウェア、UV対策ハット、接触冷感腕カバー、UV対策マスクなどの「物理的UV対策」装備が爆発的な売れ行きを示している。「フェイスキニ」や「チークカラーグラデーションマスク」といった新顔UV対策グッズも、今年は非常によく売れている。
日用品雑貨卸売市場の義烏国際商貿城の店舗の中に、数十種類のUV対策手袋を扱うところがある。指先が出るフィンガーレスタイプ、はめていても携帯電話の操作ができるタイプなどいろいろある。今年は「フェイスキニ」も大人気で、この店で扱うつばのついたタイプ全4色は、これまでに30万個近く売れたという。
多くの業者が、「消費者は今年、顔のUV対策をより重視するようになったとはっきり感じる」と話す。そのため複数のUV対策フェイスカバーを販売している。例えば、首までガードする進化形「フェイスキニ」や、自然な顔色に見える「チークカラーグラデーションマスク」などが人気商品だ。
ECプラットフォームのデータによれば、広東省、北京市、江蘇省などの消費者がUV対策グッズを最もよく消費し、UV対策ウェア、UV対策マスク、UV対策冷感腕カバーなどは最近の一定期間の販売量が前期より50%以上増加した。また服飾製品のUV対策新製品の取引額は前年同期比180%増加した。
UV対策服飾製品の消費ではこれまでずっと女性消費者が中心を占めていたが、ここ数年は男性消費者のニーズも急速に増加し、男性用のUV対策ウェアやUV対策パンツなど、涼感や速乾性などを備えた多機能UV対策服飾製品が爆発的に売れている。
UV対策服飾製品に現れた新たなニーズを受けて、UV対策市場に参入するアパレルブランドが増え続けている。ECプラットフォームのデータによると、今年6月には、男性用UV対策新製品の数が前年同期比2倍増加し、中でもUV対策ウェア、UV対策フィッシャーマンズハット、男性用大型日傘、アウトドア用の耳から首まですっぽり覆うフェイスカバーなどが好調な売れ行きを示したという。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年7月3日