暑い夏の到来を前に、山東省青島市の海辺には、紫外線対策用覆面マスク・フェイスキニを着用したオバさん達が姿を現し始め、砂浜に「花」を?添えている。中国公認の「フェイスキニの発明者」である同市の張式范さんは最近、第4世代の「フェイスキニ」を製作。これまでの単調な色のフィスキニと違い、京劇風のデザインが加わるなど、「中国風」の仕上がりとなっている。
張さんは筆者に、初代から最新作までのフェイスキニを紹介してくれた。2006年に製作した初代は、作りが荒く、フィット性にまだ問題があった。第2世代は、仕立ての面でレベルアップし、フィット性が向上していた。第3世代は、頭のてっぺんが三角形になっており、着用した際の心地よさが増した。そして、今年は、中高年の人が好むデザインにと、中国伝統文化の要素である京劇をデザインに盛り込んだ。
最新作のフェイスキニは現在、サンプルとして製作されたばかりで、7月に量産され正式に販売されるという。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年5月29日