広東交通集団は、世界最長で最大幅の鋼殻コンクリート構造の海底沈埋トンネルとなる深中通路海底トンネルの最終接合部分の接合工事が無事終了したと発表した。貫通調査によると東側E24管部分との精確な接合に成功した。海底沈埋トンネル鋼殻試験区間の工事が2018年4月にスタートして以来5年、「海底の長城」がついに接合され、深セン市と中山市は、伶仃洋の海底で「手を繋ぐ」ことに成功し、深中通路の2024年開通という目標に向けた重要なステップを踏み出した。
国家高速道路網G2518珠江河口横断計画の重要な構成要素である深中通路は、粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市圏)の核心交通ハブプロジェクトでもあり、その全長は24キロメートルで、「橋・島・トンネル・海底インターチェンジ」が一体となっている。このうち全長約6.8キロメートルの海底トンネルは、沈埋区間が約5キロメートル、函体32本と最終接合部1ヶ所で構成されている。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年6月12日