浙江省湖州市安吉県渓竜郷にある新型青年コミュニティ「数字遊民公社(デジタルノマド・コミュニティ)」には、現在100人以上の若者が入居している。彼らは、デザインやセルフメディア運営、プログラム開発、電子商取引などの仕事に携わっており、修士号以上の学歴の若者も少なくない。新華網が伝えた。
使われなくなった竹加工工場を改造して誕生したこの「デジタルノマド・コミュニティ」は、2021年12月に運営試行が始まって以来、入居者は累計700人以上にも達している。データによると、2022年の1年間で、計473人の若者たちがこのコミュニティで暮らし、その平均入居日数は47日間、若者たちの平均年齢は31歳だった。またそのうちの37%が修士以上の学歴となっており、1日の平均労働時間は6.8時間だった。このようにこれらの若者たちは、インターネットを通じて、余暇を楽しみつつ、仕事をしながら、新たなライフスタイルを体験し、農村発展に新たな活力を注いでいる。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年6月5日