4月に入るとポカポカ陽気となり、中国各地で菜の花や桃の花、杏の花が美しく咲き誇っている。そして、一面に広がる花の間を走り抜ける列車が、美しい春の景色を演出している。人民網が報じた。
甘粛省蘭州市と四川省成都市を結ぶ蘭渝線の沿線には美しい菜の花畑が広がっている。その美しい「春の絨毯」の間を、「春に向かう」列車が走り抜けている。
陝西省宝鶏市と寧夏回族自治区中衛市を結ぶ宝中線の平凉‐崇信区間にある銅城峡口の山では桃の花が美しく咲き誇り、一面ピンクの美しい景色が広がっている。遠くから見ると、それは、山を覆うピンクの霞のようにも見え、山の間を流れる、澄んだ流れの涇河と「競演」し、息をのむような景色が広がっている。
甘粛省の天水市と蘭州市を結ぶ天蘭線の列車も、杏の花が一面に咲き誇る山の麓を走り抜ける。杏の花びらは、透き通るような淡いピンク色で、その花が一面に咲き誇り、春のムード溢れる景色の中にいると、まるで、詩の世界に入り込んでしまったかのような気分に浸ることができる。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年4月26日