中国、超低軌道衛星ネットワークを構築へ

人民網日本語版 2023年03月03日14:00

中国航天科工集団第二研究院がこのほど明らかにしたところによると、同研究院は超低軌道衛星ネットワークの建設を計画中で、今年9月に衛星1基目の打ち上げの条件を備える見込みだ。同衛星は軌道に入った後、超低軌道飛行技術、高分解能地球イメージング技術、衛星スマート処理、ユーザー端末への直接情報送信などの重要技術の実証実験と応用モデル事業を行う。環球時報が伝えた。

超低軌道とは通常高度150−300キロメートルの軌道を指す。従来の軌道と比べると、衛星の超低軌道飛行は衛星の開発と打ち上げのコストを効果的に削減し、情報の取得と伝送効率を高めることができ、衛星の大量生産と高密度打ち上げに適している。超低軌道衛星は局地的な紛争または自然災害などの偶発的な事件にスピーディに反応し、短時間内に高分解能画像データを取得し、ホットスポットの情報取得能力を高めることになり、応用の価値が高く、大きなポテンシャルを秘めている。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年3月3日

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