上海の成人の喫煙率は近年、低下の一途をたどり、現時点で19.4%まで低下した。中国の都市の中でも、上海のたばこの規制の成果は際立っており、国家戦略「健康中国2030」の目標を前倒しで達成している。中国新聞網が報じた。
上海市の禁煙条例「上海市公共場所控制吸煙条例」は、上海の室内の公共の場や仕事場、公共交通機関などは全面禁煙と規定している。そして、室内の喫煙室や喫煙エリアも全て廃止された(撮影・張亨偉)。
3月1日に、「上海市公共場所控制吸煙条例」の実施開始からちょうど13年目を迎えた上海。同条例による、監督・管理は継続的に強化されており、公共の場の規制が改善を続けている。2022年、上海では条例違反発生率は12.3%と、安定をキープした。市民の「条例」の認知率は88.7%、室内全面禁煙の支持率は98.0%に達している。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年3月1日