中国教育部(省)がこのほど発表した最新データによると、中国の小中学校(分教場を含む)のすべてがすでにインターネットに接続しており、4分の3以上がワイヤレスネットワークのカバーを実現し、小中学校のデジタル化教育の条件が全面的に高度化されていることが明らかになった。人民日報が伝えた。
紹介によると、中国の基礎教育は現在すでにデジタル化インフラが日増しに整い、優良デジタル教育資源が持続的に豊富になり、デジタル化教育アプリケーションが徐々に拡大し、教員及び児童のデジタル素養が持続的に向上する優れた流れを形成している。そして新時代の基礎教育の改革と発展を促進するため、力強い支えを提供している。
中国の教育現場ではデジタル化の基礎的条件が大幅に改善されている。全国の小中学校(分教場を含む)のインターネット接続率は2021年に100%に達し、2012年を75ポイント上回った。4分の3以上がワイヤレスネットワークのカバーを実現しており、99.5%がマルチメディア教室を設けている。マルチメディア教室の総数は400万室以上となっており、学校に配備されている教員と児童用端末数は2800万台以上に達している。また小中学校のデジタル化教育の条件が全面的に高度化しており、ネットワークで完全にカバーされ、オフラインのマルチメディア教育空間とオンライン教育空間が融合するユビキタスな学習環境がほぼ形成されている。これにより、基礎教育デジタル化戦略の実施の掘り下げに向け有利な条件を整えている。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年1月4日