「サイバー空間における運命共同体の共同構築」白書を発表　中国

国務院新聞弁公室は7日、「サイバー空間における運命共同体の共同構築」白書を発表した。同白書は新時代の中国のインターネット発展及びガバナンスの理念と実践について説明し、中国によるサイバー空間運命共同体の構築推進の積極的な成果を共有し、サイバー空間における国際協力の見通しを展望した。新華社が伝えた。

同白書によると、世界最大の発展途上国とネットユーザー数が最多の国である中国は、情報時代の発展の流れに順応し、国民を中心とする発展思想を堅持し、共に話し合い、共に建設し、共に分かち合うというグローバルガバナンスの理念を貫き、サイバー空間における運命共同体の構築を推進している。

同白書は、「中国は新たな発展段階、新たな発展理念の徹底、新たな発展構造の構築に立脚し、サイバー強国とデジタル中国を建設し、デジタル経済の活力を引き出し、デジタルエコシステムの構築を推進し、清らかなサイバー空間を構築し、サイバーセキュリティリスク対策といった面で新たな成果を上げ続けている。質の高い発展に力強いサービス、サポート、保障を提供し、サイバー空間における運命共同体の構築に向けてしっかりした基礎を提供している」としている。

同白書は、「中国はサイバー空間における国際交流・協力を深化させ続け、デジタル経済協力を切り開き、サイバー空間の安全を共に守り、世界のインターネットガバナンス体制の改革と確立に積極的に参加し、インターネットの包摂的発展を促進し、国際社会と共にサイバー空間運命共同体の構築を進めている」としている。

同白書はさらに、「インターネットは人類共通の家だ。この家をより繁栄させ、より清らかに、より安全にするのは、国際社会の共同の責任だ。中国は世界各国と共に、より公平で合理的、開放的で包摂的、安全で安定的な、活力あふれるサイバー空間を共に構築し、サイバー空間における運命共同体を共同構築し、人類のより美しい未来を切り開く」としている。（編集YF）

「人民網日本語版」2022年11月8日