国際定期貨物列車「中欧班列」がこのほど、内蒙古(内モンゴル)自治区の二連浩特(エレンホト)通関地からチェコの首都プラハに向かってゆっくりと出発した。河北省石家荘高邑駅から発車したこの列車の通過により、同通関地を経由する「中欧班列」の路線はこれで63本となった。内蒙古日報が報じた。
同列車には、暖房器具や衣類、ローダーといった2862万3200元(1元は約19円)相当の貨物を積み込んだ100 TEU(20フィート標準コンテナ換算)が積載されており、その重量は計587.16トン。二連浩特通関地から出国した後、モンゴル、ロシア、ベラルーシ、ポーランドなどを経由し、その走行距離は計9854キロとなる。同路線が順調に開通したことで、「中央ルート」となっている「中欧班列」の「友達の輪」がさらに拡大した。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年12月23日