中国では2023年の元旦に合わせて今年12月31日から1月2日まで3連休になり、その連休初日の鉄道チケットが17日に発売を開始すると、元旦と春節(旧正月、2023年は1月22日)の里帰りや旅行への意欲が一層の高まりを見せている。オンライン航空券・ホテル予約プラットフォームのデータを見ると、17日午後4時現在、元旦連休期間の鉄道チケットの検索件数が前月同期の11倍以上になり、この日の決済件数は前日の16倍に達した。
元旦鉄道チケットの発売に後押しされて、美団プラットフォームでは同連休期間の航空券の検索件数と予約件数が倍増の勢いを見せている。
実際に、最近は省(自治区・直轄市)をまたぐ移動がしたいというムードが明らかに高まっている。オンライン旅行予約プラットフォームの同程旅行がまとめたデータでは、12月5-11日に、民用航空の中国国内での旅客輸送量が前期比で40%以上増加し、航空券価格も今月に入ってからの最高を更新した。
業界関係者は、「今年の元旦・春節観光市場は観光市場にとって3年ぶりの最も重要な転換点になる可能性がある」と予測する。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年12月19日