第20回烏魯木斉(ウルムチ)シルクロード氷雪風情フェスティバルが12月14日、新疆維吾爾(ウイグル)自治区烏魯木斉南山で開幕し、2022-2023年シーズン冬季観光イベントの幕が正式に開いた。人民網が伝えた。 今回の氷雪風情フェスは、「烏魯木斉の日差しの下で雪を見る」をテーマに、烏魯木斉の氷雪資源を余すことなく紹介し、氷雪スポーツへの参加に人々を誘うことを目的としている。 開幕式では、フリースタイルスキーの世界チャンピオンの郭丹丹選手が、「チャンピオンと一緒にスキーをしよう」というコンセプトを発表した。市文化観光局は、観光客向けの烏魯木斉冬季観光コース10本を発表。また同フェスでは自治区内の著名企業家を招き、氷雪観光の盛況ぶりを体験してもらうと同時に、彼らに投資意欲を高めてもらうための投資懇談会を開催する。
新疆は、数年前から、豊かな氷雪資源をよりどころとして、冬季観光を大々的に発展させてきた。雪鑑賞・氷雪スポーツ・民俗体験など各種イベントをPRして国内外の観光客やウインタースポーツ好きを誘致し、新疆観光業の質の高い発展のための新活力を注入し、「クールな資源」の氷雪を「ホットな資源」の観光に転換させることに成功している。
第20回烏魯木斉シルクロード氷雪風情フェスの開催期間中、同市は、「氷雪+スポーツ観光イベント」、「氷雪+文化娯楽イベント」、「氷雪+民俗イベント」という3大テーマと、14種類のメインイベント、69項目の関連イベントを打ち出している。また、市内の一部スキー場では、一般市民を対象とする優待イベントも展開するという。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年12月15日