華南地域最大の水素燃料電池水素供給センターが稼働開始

人民網日本語版 2022年12月12日15:03

広東茂名石化水素燃料電池水素供給センターから輸送された360キログラムの高純度水素がこのほど、広東省仏山市の中国石化(中国石油化工股份有限公司)仏西水素ステーションに到着した。これは茂名石化水素燃料電池水素供給装置の稼働成功後に供給された第1弾の高純度水素だ。人民日報海外版が伝えた。

茂名石化(中国石化茂名分公司)によると、華南地域最大の水素燃料電池水素供給センターである中国石化茂名石化水素燃料電池水素供給装置はこのほど、合格の99.999%の高純度水素の製造に成功した。同プロジェクトの高純度水素製造能力は1日当たり6400キログラムで、毎年一般向けに2100トン供給できる。

中国石化の圧力スイング吸着技術を採用した中国石化茂名石化水素燃料電池水素供給装置プロジェクトは、毎時3000標準立方メートルの水素ガス純化装置と1日当たり3000グラムの水素充填マザーステーションを新設し、1日当たり6400キログラムの高純度水素を製造し、茂名から半径200キロメートル以内の市場に供給できる。同プロジェクトは茂名石化水素燃料電池水素供給ステーションの1期目で、現在は40台の路線バスの水素使用の需要を満たせる。2期目では水素ガス圧縮装置を1台、水素充填ポールを2本追加し、10軒の水素ステーションの水素使用の需要を満たし、約400台の路線バスまたは物流車両に供給できる。(編集YF)

「人民網日本語版」2022年12月12日

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