中国陸軍の多用途ヘリコプター「直-20」の女性パイロット・徐楓燦さんがこのほど、第14回中国航空ショーに登場し、ヘリコプターの展示エリアで「直-20」について解説した。
1999年10月生まれの徐さんは陸軍が独自に育成した第一陣の女性パイロットで、陸軍で初めて単独飛行した女性パイロットでもある。軍事学校を卒業した22歳の時に、各種審査をクリアして、陸軍第75集団軍のある空中突撃旅隊に加わり、最新型の直-20の操縦を始めた。
徐さんを含む陸軍が独自に育成した女性パイロット10人は、2017年に中国全土の高校卒業生12万人以上の中から選抜されて陸軍航空兵学院に入学した。10人は同校で4年間の訓練中に、理論学習や実践訓練を終え、2021年6月に卒業テストに合格。軍事基礎のほか、飛行技能、飛行理論などを兼ね備えた、文武両道の女性エリートとして活躍するようになった。
各種テストを受ける徐さん。
ネットユーザーからは「才色兼備」と絶賛するコメントが続々と寄せられている。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年11月11日