中国工業・情報化部(省)電子情報司(局)の徐副司長は20日に行なわれた記者会見で、「中国の消費者用電子製品(コンシューマーエレクトロニクス、CE)産業の規模が拡大を続けており、生産・販売ともに規模は世界一だ」と述べた。中国新聞社が伝えた。
徐副司長によれば、CEは主として大衆消費市場向けの完成品の電子製品であり、主にパーソナルコンピューター、携帯電話、テレビなどが含まれる。
現在、中国はCE製品の世界的に重要な製造基地であり、世界の主要なメーカーとOEMメーカーの多くが中国に製造拠点と開発センターを設立している。世界のパソコンの約80%、スマートフォンとテレビの65%以上が中国で製造されており、直接生み出した雇用は約400万人に上り、関連産業の従業員は1千万人を超える。
この10年間、さまざまな「世界初公開」のCE製品が相次いで登場した。これには世界初の普及型折りたたみスマホ、世界初の液晶2枚重ねテレビ、世界初の巻き取り式8Kレーザーテレビ、世界初の4K・240Hz曲面ゲーミングディスプレー、世界初の5Gノートパソコンなどがあり、中国のイノベーションの能力・水準を十分に示している。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年9月21日