中国で28日正午、「スプライト」が突然、検索トレンド入りした。その理由は、米コカ・コーラが炭酸飲料「スプライト」のシンボルでもあった緑色のペットボトルを8月1日から、リサイクルしやすくするために、透明に変更すると発表したからだ。中国経済網が報じた。
米ニュースチャンネル・CNNの27日の報道によると、コカ・コーラは、環境保護のために8月1日から、スプライトの緑色のボトルを透明に変更すると発表した。これにより緑色のボトルは60年以上の歴史に幕を閉じることになる。
ECプラットフォームのスクリーンショット。
コカ・コーラは、現在のボトルはリサイクルできない緑色のポリエチレンテレフタレート(PET)を使っているのに対して、透明のボトルにすることで、廃プラスチックを減らすことができると説明している。
8月1日から、レモンライム風味の炭酸飲料であるスプライトには、新しいラベルとペットボトルのデザインが採用されるという。ただ、お馴染みの緑の色調はラベルに残される。
スプライトの新しいバージョンのペットボトル。画像がコカ・コーラから
コカ・コーラは、緑色のペットボトルを採用しているその他の飲料についても、数ヶ月かけて順次透明に変更するという。
ネットユーザーからは、「環境保護のためだから、この決定を支持する」といったコメントが寄せられる一方で、「スプライトが透明になると、キンキンに冷えたイメージが失われちゃうかも」や「私の青春が無くなっちゃう」といった別れを惜しむコメントも寄せられている。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年7月29日