工業・情報化部(省)によると、2021年には中国新エネルギー自動車の販売量が前年比1.6倍以上増の352万1千台に達し、7年連続で世界一になった。また先進運転支援システム(ADAS)を搭載した乗用車が、新車市場で20%の割合を占めたという。中国経済網が伝えた。
同部装備工業一司によると、21年はモデル転換と高度化の推進に力が入れられ、中国の新エネ車は引き続き世界の先頭を走った。「新エネルギー自動車産業発展計画(2021-35年)」が踏み込んで実施され、新エネ車の農村への普及の取り組みが持続的に展開され、バッテリー交換スタイルの応用テストがスタートし、「乗用車企業平均燃料消費量・新エネルギー自動車ポイント並行管理規定」政策の最適化・調整が行われ、燃料電池自動車のモデル応用がスタートし、公共分野における電動化レベルの向上が推進された。
またスマートコネクテッドカー推進チームが立ち上がり、「スマートコネクテッドカー公道試験・モデル応用管理規範」が制定・発表され、スマートシティのインフラとスマートコネクテッドカーとの協同発展テストが展開され、完成車の情報セキュリティ、ソフトウェア高度化、データ記録システムなどの基準の制定が加速的に推進され、産業化プロセスが加速された。
同部は今後、新エネ車とスマートコネクテッドカーの発展の推進に大きく力を入れ、産業チェーン・サプライチェーンの安定性と競争力を高めるため努力するとしている。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年1月14日