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中国各地の高等教育機関が冬休みの前倒しを発表 12月下旬に開始も

人民網日本語版 2021年11月17日11:23

新型コロナウイルス感染症拡大を受け、中国各地の高等教育機関では冬休みの時期を前倒しすると次々発表している。冬休みの開始日を5日から14日ほど前倒しする学校がほとんどだが、なかには12月下旬から冬休みに入る学校もある。中国新聞網が報じた。

河南省や黒竜江省、吉林省、山西省、湖北省、福建省などの多くの高等教育機関が、新型コロナウイルスの感染対策と教員や学生の要望を合わせて検討した結果、冬休みの時期を調整すると発表している。

河南省をみてみると、河南大学や河南農業大学、周口師範学院など、約20校が冬休みの時期を前倒しすると発表している。多くの学校は冬休みの開始日を予定より5日から14日ほど前倒しするとしている。鄭州黄河護理職業学院に至っては、12月20日から冬休みとしている。

冬休みの時期を前倒しすると発表した河南省の高等教育機関(画像は河南省教育庁の微信公式アカウントから)。

高等教育機関は冬休みの時期を前倒しするべきかについて、中国国務院共同対策メカニズムが13日に開いた記者会見で、教育部(省)新型コロナウイルス対策弁公室の主任を務める、体育衛生・芸術教育司の王登峰司長は、「各地、各校の実際の状況に合わせ、所属する地域の関連の指示に基づき、さらに、学校の新型コロナ対策の指示、カリキュラムの進展の状況、学習計画などを見ながら、各地、各校が独自に决定することができる」と説明した。

学生に新型コロナワクチンを接種する医療従事者(資料写真・撮影・張斌)。

高等教育機関が冬休みの時期を前倒しを発表したことが注目を集めている主な原因の一つは、今回の感染症拡大が、一部の高等教育機関にも波及したからだ。11月4日、遼寧省大連荘河市で新型コロナウイルス感染症拡大が発生し、荘河大学城エリア内では学生60人以上の感染も確認されている。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年11月17日

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