微信(WeChat)は今月11日、アンドロイド版とiOS版でバージョン8.0.15をリソースし、「保護者による制限モード」もアップデートした。これにより「保護者に承諾を得る」機能が新たに導入された。新華網が報じた。
「保護者による制限モード」を有効にすると、保護者は子供が何を、何時間見るかなどを決めることができる。
パスワードや時間制限、ポップアップによる注意喚起、子供がアクセスできる範囲など、既存の設定のほか、アップデート後は以下の設定も加わった。
1. 子供がアクセスできるコンテンツを必要に応じて設定できる。保護者による制限モードをオンにし、公式アカウントやミニプログラム、リンクなど、アクセス不可になっているコンテンツを子供が見たい場合、保護者の操作によって一時的にアクセスを許可することができる。
2. 子供が動画のチャンネルを見る時間をケースバイケースで設定できる。子供が微信の動画のチャンネルを見る時間が制限時間を超えた場合、保護者によって40分延長することができる。
3. 子供が科学的に微信を利用するよう遠隔操作できる。子供のそばにいなくても、保護者に申請すれば、保護者は遠隔操作でアクセスを許可することができる。
設定方法:
その1:「保護者」の設定方法
微信の右下の「自分」をタップした後、「設定」、「保護者による制限モード」の順にタップし、パスワードを入力して保護者に「制限モード申請」を送り、保護者の微信で「確認」をタップすれば設定完了だ。
その2:「保護者」への承諾申請の方法
未成年者がアクセスできないコンテンツを見たい場合は、認証コードを入力(保護者が入力)するか、保護者が遠隔操作すれば、アクセスを可能にすることができる。
動画のチャンネルの利用時間も、上記の2つの方法で延長することができる。
ネットユーザーからは、「本当に必要な機能」や「いい機能」など、歓迎する声が続々と寄せられている。 (編集KN)
「人民網日本語版」2021年10月14日