北京市初の自転車専用道路延伸プロジェクトが認可

人民網日本語版 2021年09月15日11:28

北京市昌平区の回天地区に同市初の自転車専用道路が開通して2年以上になる。この2年間、この道路は周辺の市民に、レクリエーションや運動をめぐる様々な新しい体験を提供してきた。北京日報が報じた。

北京市発展・改革委員会は最近、自転車専用道路を東側に延伸させるプロジェクトを認可した。自転車専用道路の東側を天通苑と繋げるこのプロジェクトは、今年末に着工し、2022年末に完成する計画だ。

自転車専用道路 資料写真

関連当局の統計によると、回竜観自転車専用道路は1日平均延べ4000-6000人が利用している。一人当たりの平均走行距離は3.8キロ。「回天地区自転車専用道路満足度」調査では、「外出にも運動にもとても便利」と、市民の間で高く評価されていることが分かった。

2019年9月、北京市は自転車専用道路を西側、南側、東側へと延伸させていく計画を策定。2020年7月に、西側部分が完成して開通し、東側、南側へと延伸するプロジェクトが今後始まっていく計画だ。

2020年7月31日に開通した自転車専用道路の西側部分。

今回認可された東側のプロジェクトは昌平区の西・良荘西街から東の林萃路まで続く全長約800メートル。すでに開通している自転車専用道路と同じ幅で、両側それぞれ3メートルが非自動車両の走行レーンとなり、合わせて雨水、汚水、給水、緑化、照明関連の工事も行われる。

同工事が完成すると、自転車専用道路は、天通苑と繋がり、西側、南側の部分と共に、昌平、海淀、西城を繋ぐスロートラフィックシステムが完成し、市民のエコな外出がさらに促進されると期待されている。また、北京市のスロートラフィック建設や省エネ・排ガス減少サポートの面でも、モデルプロジェクトになるとみられている。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年9月15日

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