中国公安部(省)交通管理局によると、9月1日からデジタル運転免許証の導入や中古車の登録地以外の地域での取引、「交管12123」アプリによる貨物車のデジタル通行コードの発行、交通事故の証拠のオンラインチェックなど、便利な4サービスの実施が始まった。初日となった9月1日には中国全土の公安交通管理当局で4サービス関連の取扱い業務が290万件以上に達した。新華社が報じた。
そのうち、デジタル運転免許証の導入は、第一陣として北京や上海、広州、西安など28都市で始まり、免許証所持者1億1500万人が申請可能になっている。初日となった9月1日には全国統一アプリ「交管12123」を通じて、272万人がデジタル運転免許証を取得した。
その他、河北省石家荘など218都市における中古車の登録地以外の地域での取引業務が3万5000件に達した。天津など70都市では貨物車のデジタル通行コードの発行件数が1万5000件に達したほか、河北省など14省(市)では、交通事故の証拠をオンラインでチェックした回数が1万2000回に達した。
公安部交通管理局の関係責任者は、「デジタル運転免許証は、多くのドライバーの間で好評を博している。新たなサービスの1週目に申請が集中し、ピークに達すると予想されているため、しばらくたってから申請するとよいかもしれない」としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年9月2日