今年7月以来、江西省南昌市東湖区揚子洲鎮漁業村を流れる贛江の北の支流で、「微笑みの天使」と呼ばれるスナメリが頻繁に姿を見せており、多くの市民が一目見ようと足を運んでいる。さらに、たくさんの写真愛好家も川の周りに集まりシャッターチャンスを待ち構えている。「禁漁」が実施されて以来、揚子洲鎮漁業村の漁業の生態環境は大きく改善している。以前ならほとんど姿を見せなかったスナメリを川岸近くで見ることができるようになっており、スナメリは、群れを成して、「アーティスティックスイミング」を披露するなどして、独特の生態景観を作り出している。
2020年初め、南昌市東湖区揚子洲鎮は、贛江における漁禁止を決定。同年5月1日0時から、贛江と江西省東部を流れる撫河の南昌市が管轄する水域で、生産性漁獲が全面的に禁止された。
贛江の生態環境が少しずつ改善するにつれて、その揚子洲の流域で長年姿を消していたスナメリの個体数が年々増加するようになっている。スナメリは同流域に住み着き、多くの群れを作って姿を現している。その数は過去の歴史を振り返っても稀に見るほど増加している。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年8月31日