外交部(外務省)の8月31日の定例記者会見で、汪文斌報道官が日本の軍事・安全保障分野の動向に関する質問に答えた。
【記者】日本の防衛省が2022年度概算要求で過去最大の500億ドル(5兆5000億円)の予算を計上したことについて、中国外交部としてコメントは。
【汪報道官】歴史的な理由から、アジア近隣諸国や国際社会は日本の軍事・安全保障分野の動向を強く注視し続けている。日本はすでに9年連続で国防費を増やしている。日本が何かというと周辺諸国を問題にするのは、軍拡の口実作りに他ならない。中国は日本に対して、平和的発展の道を堅持し、軍事・安全保障分野で言動を慎み、地域の平和と安定の維持に資することをより多く行うよう忠告する。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年9月1日