最近、「大国の代表的な製品がパンダ模様に」の話題がネットの検索ランキングを賑わしている。最大の国産土圧バランスシールドマシン「錦繍号」がこのほど、パンダの模様の塗装で登場した。
「錦繍号」は中国鉄建股份有限公司傘下の中鉄十四局集団有限公司と中国鉄建重工集団股份有限公司が共同で製造したもので、独自の知的財産権を所有し、四川省の成自高速鉄道の錦繍トンネルの建設に使用される。
トンネルの施工地点は成都にある。1人あたりパンダ保有頭数が最多のこの省で、パンダ以上に大国の代表的な製品のイメージキャラクターにふさわしいものはない。
成自高速鉄道は四川省内を走り、成都市と自貢市を結ぶ。パンダシールドマシンは四川省の歴史で初めて時速350キロメートルで走る高速鉄道の建設に貢献することになる。
「錦繍号」のラインオフと施工での応用は、中国国産鉄道掘削技術設備の独自コントロール能力を効果的に引き上げた。大国の代表的な製品によって建設される成自高速鉄道は、成都・重慶都市群の交通網構造の最適化とレベルアップをはかり、沿線住民の移動交通をより便利にする上で重要な意義がある。
大国の代表的な製品と国潮(中国伝統の要素を取り入れたおしゃれな国産品のトレンド)との融合は、中国人ならではのロマンの世界だ。