中国大学統一入学試験(通称「高考」)が目前に迫っている中国。河南省鄭州市宇華実験学校では夜間の自習授業の休み時間に、教師6人が「艶やかな」姿で登場。これはかつて中国で行われていた官僚登用試験「科挙」の首席合格者「状元」が着た伝統的な衣装。この「状元」コスプレをした教師たちは、高校3年生の教室を次々訪れ、1クラスにつき重さ5キロ以上の大きなコイ1匹と2.5キロの巨大ちまき1つを届けた。教師たちは、中国語の「魚躍龍門(鯉の滝登り)」にあやかり立身出世を遂げ、中国語の「状元高中(首席合格)」と発音が似ているちまきを食べてもらうことで、生徒たちに受験前のエールを送った。人民網が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年6月4日