中国が3人までの出産を認める方針を示したことにより、5月31日にはA株の「2人目」に関連した概念株が大幅に値上がりしたまま取引を終えた。玩具メーカーの広東高楽股フン有限公司(フンはにんべんに分)やマタニティ・ベビー・子ども用品の金発拉比婦嬰童用品股フン有限公司はストップ高になり、ベビー用品の貝因美股フン有限公司の株価は8%以上上昇し、マタニティ・ベビー用品関連サービスを手がける上海愛嬰室商務服務股フン有限公司の株価は7%値上がり、女性ファッションの朗姿股フン有限公司の株価も7%値上がった。「2人目」政策指数は1.86%上昇した。「中新経緯」が伝えた。
香港市場では、原稿執筆時点で好孩子国際持ち株有限公司(ベビーカー)の株価は28.27%と大幅に上昇したほか、錦欣生殖医療集団有限公司(生殖医療サービス)は16.72%上昇▽貝康医療‐B(同)は14%以上上昇▽雅士利国際集団有限公司(粉ミルク)は9%上昇▽マトリックスホールディングス(美力時集団有限公司、家電)は7%以上上昇した。ベビー・子ども指数は3.77%上昇した。
中国共産党中央政治局は5月31日に会議を開いた。会議で、計画出産政策をさらに最適化するために、 夫婦1組につき3人の子の出産を認める政策と関連の支援措置を実施することは、中国の人口構造の改善、人口高齢化に積極的に対応する国家戦略の実施、中国の人的資源に備わる優位性の維持をする上でプラスになるとした。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年6月1日