中国共産党中央政治局は5月31日午後、中国の国際発信力の強化について第30回集団学習を行った。復旦大学の張維為教授がこの問題について解説し、提言を行った。
張氏は先ごろ、中国に対する西側の誤解及び中米関係などの問題について人民網の単独取材に応じた。張氏は、「中国を読み解くことは西側自身にとって有益だ。彼らは中国モデルの運用方式及び大多数の中国人の自国に対する見方を理解する勇気を持つべきだ」と指摘。
また、張氏は「中国のような国を抑え込むやり方は根本的に通用しない。中米関係の問題において最良の方法は、ウィンウィンの協力を行い、いわゆる『相互確証破壊』(Mutual Assured Destruction、MAD)の代わりに『相互確証繁栄』(Mutually Assured Prosperity、MAP)を用いることだ」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年6月2日