旅行サイト・携程網がこのほど発表した2021年上半期の文化・博物館・旅行関連のビッグデータによると、同期、中国国内で人気を集めた博物館トップ10は順に故宮博物院、河南博物院、恭王府博物館、瀋陽故宮博物院、秦始皇帝陵博物院(兵馬俑)、三星堆博物館、陝西歴史博物館、開封博物館、荊州博物館、中国地質博物館だった。中国新聞網が報じた。
統計によると、北京、鄭州、上海、成都、西安、瀋陽、青島、天津、広州、深センが出発地の観光客が博物館見学を好んでいた。
また、博物館の入場チケットを予約している人を見ると、女性が52%、男性が48%と、女性のほうが博物館見学が好きであることが分かった。
博物館を見学する人の年齢層を見ると、在学中の未成年者から定年退職した高齢者まで、ほぼ全ての年齢層をカバーしている。うち、最も多かったのは「80後(1980年代生まれ)」で41%。以下、「90後(90年代生まれ)」が29%、「70後(70年代生まれ)」が16%、「00後(2000年以降生まれ)」が8%と続いた。
携程研究院の業界専門家・方沢茜氏は、「『80後』の割合がこれほど高いことは、親子で文化・博物館旅行に行くというのが大人気になっていることを示している。博物館が好きな『80後』は、自分の子供を連れて、博物館を見学するようになっている」と分析する。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年5月21日