新型コロナ治療のための中医薬3種が販売へ

国家薬品監督管理局の2日の発表によると、同局は特別審査認可手続きにより中国中医科学院中医臨床基礎医学研究所の「清肺排毒顆粒」、広東一方製薬有限公司の「化湿敗毒顆粒」、山東歩長製薬股フン有限公司（フンはにんべんに分）の「宣肺敗毒顆粒」の販売を緊急認可した。

「清肺排毒顆粒」と「化湿敗毒顆粒」、「宣肺敗毒顆粒」は新型コロナウイルスが大流行した後、湖北省武漢市の感染症との戦いの臨床現場の多くの院士・専門家が選び抜いた効果的な処方薬「清肺排毒湯」と「化湿敗毒方」、「宣肺敗毒方」の成果を転化させた薬であり、また中医薬登録分類改革後で初めて「中医薬登録分類及び申請資料要求」（2020年第68号）の「3.2類 その他の古代名著名処方由来の中医薬複方製剤」に基づき審査・評価・認可された薬となった。3種の顆粒はいずれも古代名著名処方由来となっている。「清肺排毒顆粒」は「寒湿疫毒」による疾病、「化湿敗毒顆粒」は「湿毒侵肺」による疾病、「宣肺敗毒顆粒」は「湿毒鬱肺」による疾病に用いられる。これらの販売は新型コロナウイルス感染症の治療により多くの選択肢を提供することになる。（編集YF）

「人民網日本語版」2021年3月3日