中国外交部(外務省)の趙立堅報道官は2日の定例記者会見で、「アフリカ諸国の新型コロナウイルス感染症対策を支援するため、関係国からの招請に応じて、中国はすでにアフリカ11ヶ国に延べ148人の感染症対策医療専門家チームを派遣した。中国とアフリカの感染症対策協力は関係国から極めて高く称賛され、広く好評を得ている」と述べた。
【趙報道官】中国とアフリカは苦難を共にするよき兄弟であり、よきパートナーだ。中国の医療専門家チームとアフリカ諸国の関連当局、医療従事者は踏み込んだ交流を行い、感染症対策経験を共有し、コミュニティの人々と対話し、指定病院や実験室を視察し、中国支援地域国家医療チームの現地での感染症対策の指導は関係国から極めて高く称賛され、広く好評を得ている。
アフリカ疾病予防センタープロジェクトは2018年の中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットの重要成果であり、中国がアフリカの公衆衛生予防・抑制体系構築と能力育成の増強をサポートするうえでの重大措置でもある。中国はこのプロジェクトを極めて重視している。現在、アフリカ側と積極的に準備作業を進めており、プロジェクトの早期着工を目指し、アフリカの人々をより幸福にするためにさらに大きな役割を果たしていく。
次なる段階としては、中国はアフリカの感染状況の推移と関係国の意向に基づいて、引き続きできる限りの範囲で、アフリカ諸国との医療衛生分野における協力を強化し、手を携えて感染症と闘っていく。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年6月3日