2020两会

外交部、米側の台湾地区に関する行動に強い憤りと非難

人民網日本語版 2020年05月21日10:57
外交部、米側の台湾地区に関する行動に強い憤りと非難

外交部(外務省)は20日、米側の台湾地区に関する行動に次の声明を発表した。

5月20日、米国のポンペオ国務長官は台湾地区の指導者・蔡英文氏の就任を祝賀する声明を発表し、彼女をいわゆる「大統領」と呼んだうえ、米台の「パートナーシップ」を吹聴した。米国政府の一部の高官と米国の一部の政治屋は蔡英文氏に祝辞を寄せた。米側のこうした行動は「一つの中国」原則と中米間の3つの共同コミュニケの規定に深刻に違反しており、中国の内政への重大な干渉だ。中国側はこれに強い憤りを表し、強く非難する。

世界に中国は一つしかなく、台湾地区は中国領土の分割不能な一部だ。「中米の外交関係樹立に関する共同コミュニケ」は、「米国は中華人民共和国政府が中国の唯一の合法的政府であることを承認する。この範囲内でのみ、米国民は台湾地区の人々と文化、ビジネスその他非公的関係を維持する」と明確に定めている。米側のこうした言動は「一つの中国」原則及び中米間の3つの共同コミュニケの規定に深刻に違反し、米国政府が自らした約束に公然と背き、「台湾独立」分離勢力に誤ったシグナルを送り、台湾海峡の平和・安定と中米関係を深刻に損なうものだ。

台湾問題は中国の主権と領土的一体性に関わり、中国の核心的利益に関わる。中国の政府と国民が「台湾独立」分離活動に反対し、国家の主権と領土的一体性を守る決意は確固不動たるものであり、いかなる外部勢力による中国への内政干渉にも反対する決意は確固不動たるものであり、両岸の統一を実現する決意は確固不動たるものだ。我々は米側に厳正に告げる。「台湾独立」は破滅の道であり、「台湾独立」の黙認と支持は失敗する運命にある。中国の核心的利益を損ない、中国の内政に干渉するいかなる行為も中国側の力強い反撃に遭うし、中国統一という歴史の潮流を妨げることはできない。中国側は米側に対して、直ちに過ちを正し、「一つの中国」原則と中米間の3つの共同コミュニケの規定を順守し、米台の公的交流及び台湾との実質的関係の強化を止め、中国への内政干渉を止め、台湾海峡の平和・安定と中米関係を損なういかなる言動も止めるよう促す。

中国側は米側のこうした誤った行為に対して必要な対応措置を講じる。これにより生じる悪い結果は米側が負わなければならない。(編集NA)

「人民網日本語版」2020年5月21日

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