4月中旬、白水江国家級自然保護区管理局ジャイアントパンダ生息地の空間データ動態モニタリングシステムが、前脚に傷を負った野生のパンダが雪の上を歩く姿を捉えていた。中国新聞網が伝えた。
この野生パンダは前脚を縮こませたまま、前脚を引きずるように樹林を通り抜け、厚く積もった雪の上を進み、時々脚を停めて休みつつ、思い通り動かない脚で歩行を続けていた。
保護区の職員は、「パンダの発情シーズンが訪れ、このパンダは、雌パンダを奪い合うために他の雄パンダと闘った際に傷を負った可能性がある」と指摘している。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年4月21日