中国の東北地方に住む大連さん(28歳、仮名)は2月12日、もともと商談のため湖南省長沙を訪れるはずが、湖北省武漢を通過する高速鉄道列車で、誤って外地から武漢に戻る乗客専用の車両に乗ってしまい、武漢で下車する羽目に陥った。武漢に到着した彼は、野宿することになりかねなかったため、住むところを確保するため、武漢第一病院に電話し、同院隔離病棟エリアで清掃の仕事を得たのだという。そして今や日当500元(約7350円)で、第一線で「新型コロナウイルスと闘う」戦士の一人となっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年3月10日