2月20日の時点で、湖北省に5ヶ所ある湖北省向け緊急物資道路輸送中継ステーションでは、半月間の累計で、各地から寄贈された野菜や医療器械、アルコールなどの緊急支援物資が累計1500トン以上、防護用品1246セット、衣類・布団978パックを受け入れた。中国新聞社が伝えた。
湖北省は2月2日、他省から湖北省に入る道路のスムーズな通行を確保するため、武漢、鄂州、襄陽3ヶ所にある物流園区5ヶ所を、湖北省向け緊急支援物資道路輸送中継ステーションに指定し、省外から湖北省に入る各種緊急支援物資輸送における中継業務をスタートした。
20日午前7時ごろ、山東省沂水県の人々が寄贈した消毒用アルコール300トンを満載した大型車が、秩序正しく武漢市黄陂区武湖萃元コールドチェーン食品物流園の表門の外に停車した。リーダーの葛京城さんは、「輸送チームは19日に臨沂を出発、河南省、江蘇省、安徽省の各地を経由してやって来た。配送用車両10台にそれぞれ2人の運転手を配備し、約1千キロを15時間かけて武漢に到着した。消毒用アルコール300トンは、武漢市内の各機関40ヶ所ですぐに使用できるよう、5リットル入りと25リットル入りの2種類のパッケージに詰まっている」と紹介した。
現在のところ、湖北省のその他複数の緊急支援物資中継ステーションも、効率良く運営されており、全国各地から寄せられる医療用アルコール、消毒液、野菜・果物などの緊急物資が次々と到着している。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年2月21日