ウォール・ストリート・ジャーナルが先日、中国を「真のアジアの病夫」とする妄言を吐いたことについて、外交部(外務省)の耿爽報道官は10日、すでに同社に厳正な申し入れをしたことを明らかにした。
耿報道官は「この記事は感染拡大を迎え撃つ中国政府と中国国民の努力を中傷しており、編集者は人種差別的色彩を帯びたセンセーショナルな見出しも加えた。これは客観的事実に背き、職業モラルにも違反するものであり、中国国民の感情を傷つけ、無数の中国民衆の憤慨と非難を引き起こした。中国側はウォール・ストリート・ジャーナルに対して、過ちの深刻さを認識し、公の場で正式に謝罪するよう要求する。だがウォール・ストリート・ジャーナルは今なお、お茶を濁して言い逃れをしている。中国側はウォール・ストリート・ジャーナルに対して、中国側の懸念を直視し、中国側の要求に厳粛に応じるよう促す。中国側は同紙に対してさらなる措置を講じる権利を留保する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年2月11日