長城基地の湖で水と戯れるオオトウゾクカモメ(2月10日撮影、劉詩平)。 |
極地科学観測砕氷船「雪竜2号」がこのほど、南極・長城基地沖に停泊し、荷降ろしを行った。新華網が伝えた。
長城基地は中国初の南極科学観測基地で、1985年2月に竣工。南極大陸のサウス・シェトランド諸島のキングジョージ島にある。基地エリアではオオトウゾクカモメが悠々と暮らしている。オオトウゾクカモメたちが生息する湖は長城基地の科学観測隊の生活エリアに近く、60メートルも離れていない。湖と隊員生活エリアは南極では珍しい黄緑色の苔が生えた地面でつながっている。
湖及び長城基地付近の海辺には時おり、単独もしくは群れをなしてペンギンが訪れる。ペンギンたちは動き回るか、一ヶ所に集まって寝ているかで、科学観測隊員とまるで家族のように仲良く共存している。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年2月14日