2019年中国・日本・韓国著名記者対話会が15日に四川省成都市で開催された。テーマは「新時代に向けた中日韓文化協力」。中日韓の主要メディア23機関の代表、国際機関と文化分野からの来賓など、約60人が参加した。人民日報が伝えた。
2019年中日韓著名記者対話会に出席した来賓
人民日報社の方江山副編集長はあいさつの中で、「新たな起点に立って、中日韓の文化協力を推進することには、深い文化的な蓄積、強い時代的な要素、高い人気という基盤、着実な経済的支えが備わっている。新しい時代に、中日韓文化協力は輝けるときを迎えているのであり、私たちは相互尊重・相互信頼、相互学習・相互参考を堅持し、シルクロード精神の発揚、密接な人的往来を堅持し、メディアの役割の発揮、メディアの協力の強化を堅持しなければならない」と述べた。
対話会であいさつする人民日報社の方江山副編集長
中国共産党四川省成都市委員会の常務委員および四川省成都市宣伝部部長を務める田蓉氏、中日韓3ヶ国協力事務局の副事務局長の曹静氏、日本の時事通信社編集局総務・解説委員の西村哲也氏、韓国の毎経メディア集団の代表理事で社長の孫顕徳氏らが開幕式に出席し、あいさつをした。
故宮学院の単霽翔院長、天津大学の青木信夫教授、韓国東国大学の黄台淵教授、西華大学文学・ニュース伝播学院の王小甫講座教授、四川省作家協会の阿来会長、日本の作家の夢枕獏氏、上海電影(集団)公司党委員会の書記と会長を務める任仲倫氏、駐中国韓国文化院の韓在■(火へんに赫)院長らが、それぞれ基調講演を行った。
対話会は人民日報社が主催し、四川省人民政府新聞弁公室、人民日報海外版、四川日報報業集団が共催した。出席した代表と来賓は、「相互学習・相互参考、中日韓文化協力の新たな道を探る」、「融合とイノベーション(革新)、北東アジア文化の調和の取れた構築を推進する」、「時代とともに進み、力を合わせてアジアの知恵とパワーに寄与する」の3つのテーマをめぐり、討論と意見交換を行った。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年12月15日