「ダブル11には(頭を使うので)IQ税を納めることになる」と鋭く指摘するユーザーもいる。
価格をつり上げてから値下げする、値下げとうたいながら実は値上げしている、これらは「常套手段の筆頭」だ。あるネットユーザーは購入した商品のダブル11前後の価格を比較し、多くの商品が「密かに」価格をつり上げられていたと発信した。
メディアも、「ECプラットフォームの中には一部商品の価格を『ダブル11』のセール前に吊り上げておいて、セール当日に値下げするところもあり、セールとは名ばかりだ。消費者は気に入った商品の普段の価格とセール価格を比較して、本当にお得かどうか確認した方がいい」と伝えた。
またEC企業が打ち出す割引き措置の多くはランダムに金額が決まる割引き(レッドパケット)、一定の合計額に達すると割引きになるクーポン券、ショッピング補助券などがほとんどだ。このうちレッドパケットを獲得するには、商品カテゴリーのページでランダムに手に入れる方法のほか、ミニゲームをプレイして手に入れる方法もある。ミニゲームはログインしたり、友だちと共有したり、製品情報を閲覧したりしなければ、バージョンアップしてレッドパケットをより多く手に入れるチャンスは得られない。しかし長らくこれを継続して毎日端末を操作し、家族や友だちをしょっちゅう「巻き込んで騒いで」も、どれくらいレッドパケットが手に入るかは最終的には運頼みだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年10月29日