「ダブル11」の物流ピーク控えロボット1千台が準備完了

人民網日本語版 2019年10月24日13:06

「ダブル11」(11月11日のネット通販イベント)が近づき、宅配便業界は準備を整えて出動のタイミングを待っている。申通快逓の「小黄人」、円通速逓の「小藍人」……大手宅配便企業は全ネットワーク自動化設備の連携調整を終え、この宅配便のピークには5千キロメートルを超える自動化作業ラインがすべて投入される予定だ。菜鳥網絡は23日、「無錫市にある最新世代のスマート倉庫がリリースされた。人工知能(AI)の調整により、さまざまな種類のロボット1千台以上が協同して作業を進め、宅配便発送能力は前世代のスマート倉庫に比べて60%向上した」と発表した。「北京日報」が伝えた。

最新世代の物流スマート倉庫では、1千台を超える多種多様なロボットが働き、一番大きなロボットは重量1トン級の貨物を運搬することができる。AIによる調整の下、ロボット1千台が作業を分担し秩序よく働く。全自動化立体倉庫は商品のストックと運搬の無人化を実現し、ロボットアームが委託された商品を探して並べ、無人搬送車(AGV)ロボット、無人フォークリフトが運搬・仕分けの作業を行い、ラベリングマシンが貨物に電子伝票を貼り付け、仕分けロボットが分類し、スマート輸送仕分けシステムが指定された輸送路線を走るトラックに積み込む……各者が連携して大量の商品を小分けし、再パッケージし、発送する。

業界の予測では、今年の「ダブル11」には、物流業界の一日あたり処理件数が最高で5億件を超え、過去最高を更新する見込みという。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年10月24日

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