中国は日本の介護産業から何を学ぶことができるか (2)

人民網日本語版 2019年09月18日10:45

第2に、細やかに開拓を進め保証を提供する企業家精神がある。

日本の介護産業は定力を保つのが得意で、自身のブランドに足場を置いて、市場でより深く、より専門的で、より細やかな展開を追求する。ワタミは長らく外食・食品を手がけ、レストランから始まって、徐々に産業チェーンの川上から川下までを網羅し、縦方向の一体化を実現し、食材の鮮度、食感、安全性を保証することに成功した。高齢層の顧客の食事ニーズによりよく応えるため、高い評価を踏まえて、タイミングよく高齢者向け配食サービスを打ち出すとともに、栄養補助食品を開発し、自社の農場、牧場、加工工場を通じて品質を保証してきた。パラマウントベッドは医療機器と介護向け製品を手がけ、研究開発、製造、組立と産業チェーンの縦方向の一体化を実現し、製品の品質の力強い保障を提供する。

クラブツーリズムは高齢者向けのテーマ旅行を打ち出し、フィットネス、介護、資産運用などの付加価値業務を通じて顧客のロイヤリティを高める手法をとる。

日本企業の介護サービスの質は非常に評価が高い。厳格な教育研修プログラムが介護人材の高度な専門性とプロフェッショナルとしての確かな素養を保証する。

第3に、政策のチャンスをとらえるのが上手だ。

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