華為(ファーウェイ)が8月16日に発売した初の商用化5G携帯電話が人気だ。販売開始から間もない同日午前10時8分、華為商城や京東商城を含むECサイトには「売り切れ」の文字が表示された。中興通訊(ZTE)も7日に5G携帯を発売し、vivoも22日夜に発表を予定している。「経済日報」が伝えた。
5Gの営業許可証が発行された当時、市場で試験的に発売された5G携帯は価格が1万元(1元は約15.1円)を超えるものが多かった。最近発売された製品をみると、価格が急速に低下したことがわかる。ファーウェイとvivoの関係責任者は、「現在打ち出している5G携帯は利益を考慮していない。より多くの人に使ってもらうのが主な狙いだ」と口をそろえる。
中国移動の李慧鏑副総裁はさきに、「中国移動は5G携帯電話の急速な価格引き下げを推進し、2020年までに1千-2千元クラスの5G携帯を打ち出す。その頃には5G端末市場は数千万元さらには1億元の規模に到達しているだろう」と明確に述べた。
現在、発売を控える5G携帯が10-20機種あり、年内にはより多くの機種が登場するとみられ、5Gの設備と端末は徐々に成熟の段階へ向かっている。5G携帯が市場に出回るのにともない、3大キャリアは同じペースで端末を発売しただけでなく、発売当日から9月末まで、購入ルートを問わず、すべての5G携帯電話ユーザーが3大キャリアの提供する5G体験パックを申し込めるようにした。体験パックでは毎月、通信量100G(ギガ)がプレゼントされる。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年8月20日