中国の配車サービス大手・滴滴出行は22日、豪州第3の都市であるブリスベンでサービス提供を開始した。このことは、滴滴出行の豪州進出が新たな発展段階に入ったことを示している。経済参考報が伝えた。
滴滴出行は今回、配車サービスを開始した。サービス範囲は市街地全域で、200万人以上の人口をカバーしている。オンラインサービスの他にも郊外で運転手のための拠点を設立しており、運転手の登録を行いオフラインのサポートを提供する。
同社豪州法人の馬林社長は「当社は先進的な人工知能(AI)技術を使い、運転手と乗客に高品質の製品とサービスを提供し、移動の体験を改善するために取り組み、ブリスベンで最も人気の高い配車サービスになるよう努力する」と述べた。
ブリスベンはクイーンズランド州の州都で、ゴールドコースト、サンシャインコースト、グレート・バリア・リーフなどの観光の聖地に近い。有名な観光都市で、配車サービスの大きな潜在力を秘めている。
説明によると、同社は2018年に豪州に進出し、ビクトリア州ジロングで試験営業後、豪州第2の都市メルボルンとニューサウスウェールズ州ニューカッスルで相次いでサービスを開始した。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年7月23日