配車サービスの中国大手「滴滴出行」は21日、北海道エリアでタクシー配車オンラインサービスをスタートしたと発表した。これで滴滴は東京、京都、大阪、兵庫に続き北海道でも配車サービスを行うこととなり、日本での業務がさらに大きく進展した。人民網が伝えた。
滴滴が北海道で今回スタートする配車サービスは、札幌と函館、富良野などの人気観光地をカバーしている。
滴滴は今年、日本での業務をさらに広く開拓する計画だという。滴滴の日本現地会社「DiDiモビリティジャパン」の林励取締役副社長は、「弊社は、科学技術の革新が伝統的産業を活性化してはじめて、社会の進歩を後押しすることができると信じている。滴滴は、スマート交通・移動分野での経験を活かし、現地のタクシー会社、タクシー運転手、乗客および業界関係者と密接なインタラクティブ関係を維持し、より便利かつスピーディな移動手段を日本の皆さんや訪日観光客に提供したいと思っている」とコメントした。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年6月24日